Art Trip Kyoto Rurikoin
Rurikoin Hase Ohara Kyoto Japan
瑠璃光院 八瀬 観光 京都 日本
アイデア アート スポット 写真 芸術 視覚効果
「瑠璃の庭」この美しい一枚(TOP写真)は多くの人が一度は見たことがあるはず。SNSだけでなく、多くの媒体で取り上げられる京都比叡山にほど近い瑠璃光院。京都に点在する古刹とは成り立ちが少し違い、実業家の別荘から料理旅館、そして2005年に寺院に改められてから現在のような存在になった。今回はその京都屈指の写真スポットに叡山鉄道を使って足を運び、そのアイデアに触れてみた。
到着した時にはすでに沢山の人が列をなしている。受付をすませ、山門のから中に入る。お庭、1階、そして2階へ向かう。
この角度から写真を撮ると、書院2階の窓、廊下、机の位置関係がわかりますね。こう見ると窓一面の庭の木々と黒いテーブルに見えますが・・・
カメラを低く構えると、磨き上げられた机の天板に窓の外の楓が映り込む。そして、私たちは驚くほどドラマチックな1枚!をカメラに収めることができる。それは木々が舞うの舞台のように美しく、足元は静寂を保つ水面かと見紛うほど。これはもちろん美しく手入れをされたお庭があってはじめて実現する。この場所の写真が話題になりだしたのはここ10年以内。それまで、「床もみじ」「床みどり」と言われ、床に映り込む庭といえば実相院だった。ありそうでなかった、だれでも考えられた、私たちはよく口にしてしまうけどそれに気づき、整え、形にしたことが素晴らしい。
これは景色をアートに変えた成功例!全ての人がフォトグラファー、そして発信者となった今の時代にぴったり合っている。Atsuko Imai
八瀬 瑠璃光院