The Winter into Spring
TRAVEL GUIDE
Moscow Russia
モスクワ 旅行 ロシア
日本からはとても遠く感じる都市、モスクワ。しかし、ここは多くの観光客が訪れる世界屈指の文化都市。長い歴史の中で育まれた宗教、文学、芸術、音楽、そして演劇と全てが一流。そして、旅の楽しみである食文化も魅力だ。遠来の客人を驚かせるのは、他の都市に見られないスケールの大きな区画、整備された交通インフラ、清掃の行き届いた中心部。その広さ故、其々の見所は敷地内であっても想像以上に離れている。私達は明確な目的を持った行動が必要だ。そして、この地を訪れるなら4月の後半。長い冬が終わり、待ち望んだ春としたい。「The Winter into Spring」まだ冷たい風の中に暖かい陽射しと美しい新緑の芽吹、空港から中心部に向かう列車の車窓から見える美しい白樺が、素晴らしい旅を予感させる。
SEE BUY STAY EAT
MUST SEE
<Radisson Cruise ラディソン クルーズ>
モスクワ 観光
ラディソンロイヤルホテルを起点にモスクワ川を周遊する人気の観光クルーズ。終日運行しているので好きな時間を選ぶことが出来るが、夕方出航し夜に帰航する食事付きコースを選びたい。ほんの少し日が暮れて来た頃、まだ明るい空の下、船は出航する。川に架かるいくつもの橋の下を潜りながら、左右の名所を眺めながら進んでいくと、徐々に空の色が暗く、というよりオレンジ色になっていく。中間点で船はUターンし、再び同じルートへ。しかし、空の色はコバルトブルーからダークネイビーに変化し、ライトアップされた橋は往路と同じとは思えない美しく光り輝く。そして、サービスの方の笑顔と精一杯の英語でのガイドは景色と同じくらい素晴らしい。
radisson-cruise.ru
tripadvisor.jp
SEE
<Tolstoy Museum トルストイの家 博物館>
モスクワ 博物館 美術館 観光
大都会の一角、道路側から眺めると、小さな森の中に残る慎ましい邸宅。その奥に広がる庭の木々の木漏れ日の間から建物を眺めれば、今にもトルストイが現れそうだ。トルストイが晩年を過ごし、「復活」を執筆し、ラフマニノフも訪れた場所。保存状態の良い館内には、書斎、ダイニング、そして使用人の小部屋と当時の生活を知る上でも興味深い。是非、訪れる前に貴族社会と貧困層の対比を描いた名作、映画アンナカレーニナ2010年版を鑑賞したい。ソフィーマルソーが美しく演じた人生の光りと影、劇中の豪華な衣装や当時の街並みを思い浮かべながら歩きたい。
tolstoymuseum.ru
SEE
<Bolshoi Theatre ボリショイ劇場 & ボリショイ劇場新館>
モスクワ シアター 観光
モスクワには驚くほど沢山の劇場がある。モスクワを渡航先の候補に入れ、演目の下調べをすると、渡航時に開演されているプログラムを調べて演目を決めるよりも、観たい演目に合わせて渡航日を決める方が良いほどだ。しかも、人気の演目はあっという間に売り切れてしまう。そして、待ちに待った公演の夜、深いブルーの空を背をにした美しいボリショイ劇場を見上げる。ショーはここからすでに始まっている。
bolshoi.ru
BUY
<Gum グム百貨店>
モスクワ デパートメントストア ショップ
モスクワの中心地に建つ歴史あるショッピングモール。3つのラインから構成される吹き抜けのガラスの天井が特徴だ。各フロアが空中回廊で繋がるデザインも素晴らしく、衣食住、そしてお土産と全てのものがここに集まっている。また、この建物の周りのライトアップも美しく、是非夜にも歩いてみたい。
gumrussia.com
STAY
<Petroff Palace Hotel ペトロフ パレス ホテル>
モスクワ ホテル 宿泊
モスクワ中心部から少しだけ離れたペトロフ宮殿の一部をホテルとして営業している。ホテル周りの公園一帯も含めた大きな敷地はモスクワならではのもの。是非、各施設の建築的特徴や配置、細部の装飾を観てほしい。普段見慣れない曲線や色使いが多く、デザインに興味がある人にとっては貴重な経験だ。スパやプールもあるが、ゲストルームを含めて施設自体は古いものを使用している為、その歴史を理解して利用したい。
petroff-palace.moscow-hotels.org
STAY
<PR Myasnitsky Boutique Hotel PRミャスニツキー ブティック ホテル>
モスクワ ホテル 宿泊
今のモスクワを感じられるモダンなブティックホテル。レセプションからゲストルームまで、モスクワ的スタイリッシュに仕上げられていると感じる。日本からのゲストは稀なこともあり、ホテルのスタッフはとても親切で、到着を心待ちにしていてくれたほど。このホテルの周辺は落ち着いた街並みで、素敵なカフェも点在している。モスクワでの滞在は大規模ホテルだけでなく、このようなホテルも選択肢に入れてみたい。
pr-myasnitsky-boutique-hotel
MUST EAT
<Beluga ベルーガ>
モスクワ レストラン キャビア
彼の地に来たら、その土地の名産を食したい。その代表はキャビアだろうか? 勿論、EU圏内であれば、黒海、カスピ海産であってもその鮮度は同じだと言われるし、パリの名店の方が良いという人もいる。しかし是非、お店の名前が示す通り、このレストランを訪れたい。沢山あるキャビアは知識を白紙にしてサービスのお勧めするものを選び、2種類食すなら、お口直しには紅茶とウォッカという別々のテイストを。一口で沢山のキャビアという贅沢、美味しさと驚きと感動が記憶される。
beruga restaurant moscow
EAT
<White Rabbit ホワイトラビット>
モスクワ レストラン
モスクワにある、最高にお洒落なレストラン。世界のレストランガイドにも掲載されている有名店で、レストランからの眺望と贅沢な空間はこの街で他の追随を許さない。料理はモダンロシアンという一言では表現するのは難しいが、新しい味の組み合わせと斬新なプレゼンテーションを提案している。是非、充分時間を取って素敵な時間を過ごしたい。
whiterabbitmoscow.ru
@whiterabbitmoscow
EAT
<Tkemali タケマリ>
モスクワ ジョージア レストラン
ロシアというよりも中央アジア文化の影響を感じる、隣国ジョージア料理をモスクワ中心部で提供している。美味しいフィッシュスープやハチャプリ、大きなヒンカリ。日本人の私達には少しホッとする味付けで、体に良さそうなお料理が並ぶ。
tkemalirest.ru
@tkemalirest