The Academic place
TRAVEL GUIDE
Ueno Tokyo Japan
上野 旅行 東京 日本
上野と言えば、東京屈指の桜の名所。アメ横に代表される大繁華街。そして、上野の森に並ぶ文化施設群。上野の山とも呼ばれる高台は日本の学術、芸術の集積地。19世紀後半から東京国立博物館や美術学校、音楽学校の設立から始まり、今では各施設の規模、内容ともに世界屈指のスケールだ。常設の展示は勿論、魅力溢れる企画展も随時開催され、じっくり腰を据えて巡れば丸2日は必要なほど。そして施設の見所は展示内容だけではない、名建築家が手がけた建築も見所の一つ。上野の丘陵地を歩き、緑の多さに感心しながら、様々な角度から施設を眺める。『The Academic place』、このエリア自体が文化施設だ。
SEE EAT STAY
MUST SEE
<東京国立博物館>
上野 博物館 観光
日本最古のそして最大の規模と所蔵内容を誇り、歴史的な文化財の実物を目にすることができる場所。本館、東洋館、表慶館、法隆寺宝物館、平成館、そして庭園までも見応え十分。例えば本館だけを例に取っても「国宝室」、「武士の装い」、「金工、刀剣、陶磁」、どれか一つを選ぶことが出来ないほど素晴らしい。先ずはこの場所で丸一日過ごしたい。
東京国立博物館
MUST SEE
<東京国立博物館 黒田記念館>
上野 美術館 観光
日本の「近代洋画の父」と言われる黒田清輝の作品を展示する記念館。遺産を美術の奨励事業に役立ててほしいとの遺言からだろうか? 観覧料は無料、そして作品の撮影も可能だ。黒田記念室では1884年に渡仏した時からのデッサンも展示されており、後に数々の傑作を生むまでのストーリーを知ることができる。ここは「The Academic place」文化を継承する場所。
黒田記念館
SEE
<国立科学博物館>
上野 博物館
人類と自然の共存をテーマに地球館と日本館で構成され、資料の展示に留まることなく教育の場として活用されている。地球館では「地球生命史と人類」、日本館では「日本列島の自然と私たち」とし、様々な実物標本や剥製、そしてアポロ計画で採取した月の石を展示している。地球館の屋上、スカイデッキにも足を運びたい。
国立科学博物館
SEE
<国際子ども図書館>
上野 建築 観光
1906年建設の帝国図書館を起源とし、安藤忠雄建築研究所を始めとするチームによるリノベーションが行われ、2002年に国立児童書専門図書館として開館した。ハイライトはレンガ棟の1階から3階までの大階段と西側(正面裏側)のガラス面のラウンジ。この場所は当時の外壁をそのまま保存し、館内の内装としてプレゼンテーションしている。この内装となった外壁はレンガ棟の前景と、ガラス面はアーチ棟のガラスとシンクロしている。
国際こども図書館
SEE
<横山大観記念館>
上野 記念館 美術館 観光
日本画家の巨匠、横山大観が自らデザインした自宅兼アトリエ。そして、最も多くの作品を生み出し、人生の半部以上を過ごした終焉の地。2階のアトリエは太陽光を取り入れに主眼を置いた設計、彼の過ごした1日を動画で見ることが出来る。
横山大観記念館
SEE
<Scai the bathhouse スカイ ザ バスハウス>
谷中 ギャラリー 観光
東京藝術大学から谷中に抜ける”RUE DES ARTS”を歩くこと数分、200年の歴史を持つ銭湯をリノベーションしたギャラリーがスカイザバスハウス。現代アートに特化した文化の発信地、企画展の内容は必ずチェックしたい。
SCAI the bathhouse
EAT
<うさぎや CAFE>
上野 カフェ
朝9時から9時10分の間のみ、食べることが出来る「うさパンケーキ」。すぐ近くのどら焼きの超名店”うさぎや”から届く、焼きたての皮。届いたらすぐ食べよう。今まで食べたことのない、もっちり食感!! コーヒーにもピッタリ。
※朝のうさパンケーキの営業は要確認。
うさぎやCafe
EAT
<韻松亭 いんしょうてい>
上野 日本料理店 レストラン
上野の山に位置する創業140年以上の日本料理店。東京では珍しい日本家屋に足を踏み入れると、そこは静かな世界。海外からのゲストにも対応できる椅子のテーブルも多い。彩り豊かな日本料理とスムーズなサービス、観光の途中にも最適だ。
韻松亭
STAY
<NOGA HOTEL UENO TOKYO ノーガ ホテル>
上野 ホテル 宿泊
モダンなホテルが少ない上野界隈に2018年にオープンしたブティックホテル。130の客室を備え、随所に見られるアーティストとのコラボレーションが面白い。また、館内では定期的にアーティストによる作品の展示もされている。
NOGA HOTEL