Meet The Dunhuang in Narukawa Museum 絶景美術館で出会った敦煌 成川美術館

Art Trip Ashino Lake

Narukawa Museum  Hakone  Ashino-lake  Kanagawa  Japan
成川美術館  箱根 芦ノ湖  神奈川  日本

「絶景美術館」とも言われる成川美術館。窓際から芦ノ湖を望むの美しい1枚は一度は見たことがあるはず! ここは日本で屈指の個人美術館。窓からの景色以上に素晴らしい作品に出会いが待っている。不動の地位を得ている傑作から、これから多くの人に知られるであろう作品まで幅広く日本画を所蔵している。そして、展示作品の撮影も可能(フラッシュ不可)なことも貴重。美術を学ぶものにとっては、素晴らしい作品を出来ればカメラに納めたい。印象に残ったものは記憶だけでなく記録し、確と覚えておきたい。今回は溢れるロマンを描いた平山郁夫展へ!

入り口に到着した時には素晴らしい青空。芦ノ湖からの風も気持ちがいい。美術館からの景色は絵葉書のようにパーフェクト。

日本画で使用する岩絵具のプレゼンテーション。鉱物を砕いて作られる岩絵具は濁りのない美しい色。気持ちの良い美しさの、平岩洋彦展を見てから、いよいよ平山郁夫展~シルクロードを描く~の部屋へ。

まず目に飛び込むのが正面奥に鎮座する「敦煌鳴沙」。入口で暫し佇み4曲1双の迫力ある作品を体感する。画面は大地のイエローオーカーと突如現れるオアシスのグリーンのみ。樹々の緑が瑞々しく描かれていることで一層大地の荒涼とした様が浮かび上がってくる。西洋画に比べ陰影の乏しいのが日本画の特徴だが、この日本画の平面的な画面が見ている者の遠近感を無くし、果てしなく続くシルクロードの壮大な大地を圧倒的な量感でイメージさせる。このほか今はもう見られないバーミアンの石仏など、作家がその地に立った瞬間の感動が伝わってくるような作品が展示されていた。

この素晴らしい企画展は7月14日まで。ちょうど梅雨と重なり、窓の外の絶景には出会えなかったとしても、シルクロードとの素晴らしい出会いが待っている!

Atsuko Imai
成川美術館

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です