The Beauty in user friendly to create in Mashiko 益子の進化する手の届く美しさ

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益子焼 陶芸体験 ろくろ体験 用の美 カルチャー 

オフィスから歩いてすぐのところに駒場の日本民藝館がある。柳宗悦、河井寛次郎、濵田庄司などが日用品の『用の美』を見出した民藝運動。その濱田が作陶していた益子。我が家の食器棚を見るといくつもある益子焼。業界の大先輩デザイナーの方が始めた店舗「スターネット」も益子。なぜ益子だったんだろう?。興味はあるのに今まで訪れることがなかった益子へ、なぜ益子?の疑問と、初のろくろ陶芸体験へ行って来た。

先ずは小峰窯さんで陶芸体験。お昼過ぎの予約で約2時間コース。ショップも併設されていてとても明るい雰囲気。セレクトされた作家さんの陶器が並んでいるので、どんなのを作ろうかと参考に。分かりやすく丁寧にろくろの使い方を指導していただき、スタート。

初体験のろくろ。つきっきりで指導してもらったので、幾つも作れたけど意外に難しい。スルスルと自由に形作れるように見えたが、いざ始めると、のっ伸びない!絶対大きな手の方が有利だ、と仕舞いには自分の手が小さいせいに…。焼き上がりが15%縮むのを考慮して、煮魚、煮物を盛り付ける皿と酒器にもなる片口を作成。4種類作って、釉薬をチョイス。出来上がりは数ヶ月先。
小峰窯

そして、30mほど離れたスターネットへ。益子が注目され、東京のクリエイターに意識されるキッカケになったのは間違いなくこの場所から。創業当初から増改築を繰り返し大きくなっているが、創業の方々が亡くなられた今も引き継がれる全くブレない一本の筋を感じる。そのセレクトと素晴らしい商品が更に良く見える空間!手に取るとどれも作家の温もりが感じられるものばかり。いわゆる民芸品と同じ手法、なのにオシャレ。洗練された完成品のように見えるけど、しかし、どこか自由に使っていい親しみがある。建築、インテリア、商品にしても、使う人が使いやすいようにカスタマイズできる余地を空け、生活と共に歩んでいくデザインがそこにはある。これが用の美の益子の良さ、人々を惹きつけるとこなのかもしれない。
スターネット

帰路に立ち寄ったペジテも米蔵をリノベーションした空間が素晴らしく、評判通りだった。1998年にその決断をして、自分が目指す店を始め、カルチャーを広げたスピリットとストーリーは新しい世代に受け継がれている。東京から益子へ約130km、この距離が心地よく、また足を運びたくなった。
Atsuko Imai
Pejite