The Moving Art with us オラファーエリアソンの作品の一部となる

Art Trip Kiyosumi Shirakawa Tokyo

Olfur Eliasson/Sometimes the river in the bridge
東京都現代美術館 清澄白河 東京 日本
オラファー エリアソン ときに川は橋となる アーティスト

6月9日から通常開館になった東京現代美術館のオラファーエリアソン展へ。このところお洒落なお店も増えた清澄白河。下町風情があるこの辺りの名物料理、深川めしの「みや古」さんでランチ。あさりの味が口いっぱいに広がり美味しい!

オルファーの作品でどんな発見があるか期待して入り口に到着。今回はサスティナブルな方法で展覧会を作り上げるためのパイロットプロジェクト、ベルリンから日本までの輸送をはじめ、母国アイスランドの氷河の現状を表すパネルも展示してある。

ゆっくり動くオブジェ「太陽の中心への探索」。歪な形の多面体の光が複雑に絡み合い、壁に映るモチーフの表情が変化していく。いくつもの部屋に分かれた作品は何年にも渡って制作された様々なテイストの作品が鑑賞できる。

オラファーは、『私のアートは見る人が参加することで完成し、背の高い人、低い人、見る角度で見ている作品はそれぞれ異なる。』と言っている。
この作品「Your happening, has happened, will happen」は、私が光の前に立つことで私のシルエットの作品が完成し、他の誰かの影が重なることによりまた違う表現が出来上がる。これはオラファーと私と隣と後ろの誰かのコラボレーションによる作品の完成!そしてもう二度とみれないアートだ。今、アートは作品の前に立って静かに眺めて感じるものから、アートを体で感じて作者と共感するものが多くなっている。日本でも多くの人から支持されるチームラボ ボーダレスの魅力もそれだ。そして、それそれ感じた人たちが、SNSで発信して感動を拡散する。それを見た人たちがまた新しいアートを知り、感じてみたいと足を運ぶ。そしてそれぞれの感動が繋がっていく。これが今の表現なのだ。

帰ってきて気がついた、欲しかったリトルサンを買い忘れた!オラファーによるこのソーラーライトは、キャンプや災害時にちろん使えるけど、これを購入すると電気の無い地域でLittle Sunを手軽な価格で販売する援助にもなる。私もこの繋がりに参加したかった…。Atsuko Imai

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