KARUIZAWA 軽井沢

The Beautiful Autumn 

TRAVEL GUIDE
Karuizawa Nagano Japan
軽井沢 旅行 長野 日本

暑い夏、日本の避暑地を問えば、多くは「軽井沢」という答えが返ってくる。古くから別荘地として開発され、多くの著名人が選んだ場所。今、この街は東京から新幹線での好アクセスと巨大なアウトレットモール、そしてアウトドアブームが重なり多くの人が訪れる。美しい新緑の春、過ごしやすい夏、冬のスキーリゾート。もし、一年に一度だけという条件なら、秋を選びたい。朝晩の強い冷え込みが創り出す鮮やかなカラーパレット。「The Beautiful Autumn」、森の中に佇む歴史あるホテルに泊まり、赤と黄色に染まる小道へ歩き始めよう。

SEE EAT BUY STAY

MUST SEE
<雲場池 くもばいけ>
旧軽井沢  観光

軽井沢の別荘地帯を代表する景勝地。かつて白鳥が飛来したことから「スワンレイク」、水質の良さから地元では「お水端」と呼ばれてる。秋の美しさが凝縮する紅葉が水面にも映り、オレンジ、イエロー、空のブルーのコントラスト、そして水面の落ち葉までも「The Beautiful Autumn」。15分ほどで周囲をぐるりと散策をすることができ、細長い形をした人造湖の水源となるのは「ホテル鹿島の森」の「御前水」。徒歩20分、是非歩きたい。
town.karuizawa

SEE
<白糸の滝 しらいとのたき>
北軽井沢  観光

夏の軽井沢のシンボルと言える、美しい滝。深い緑の中から、静かに流れ出る、いく筋のもの地下水が白い糸となる。これは、浅間山の伏流水が数年をかけて岩肌から水平に染み出し、落差3m、幅70cm の水のカーテンを作り上げた。秋の白糸の滝は空のブルー、地表のオレンジ、そして水のホワイトのコントラスト。
town.karuizawa

SEE EAT
<見晴台 みはらしだい & 元祖力餅 しげの屋>
碓氷峠  観光 カフェ レストラン

江戸時代に江戸日本橋と京都三条大橋を結ぶ、中山道の宿場町としても栄えた軽井沢宿。その中山道、一番の難所と言われる碓氷峠、標高1200mの見晴台からは美しい山々が見渡せる。車の無い時代、徒歩で越えることは大変なこと、「峠に来たなら、もち、そばを食べよ」と言われた「しげの屋」にも必ず立ち寄りたい。
見晴台
しげの屋

MUST SEE
<軽井沢千住博美物館 せんじゅひろし>
中軽井沢  美術館

NYCを拠点に活躍する日本画家、千住博氏の代表作を中心に展示し、その作品の多くは、早朝の静かな軽井沢の情景を感じてしまうほどこの場所にぴったり。また、西沢立衛氏設計の近代建築のグランド部分は土地の形をそのまま生かしており、あるようで無かったコンセプトが面白い。
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EAT
<沢村  旧軽井沢店 さわむら>
旧軽井沢  ベーカリー レストラン カフェ

軽井沢に滞在するとき必ず一度は利用する場所。早朝から豊富な種類のパンが並び、地元の食材をふんだんに使ったレストランと共に使い勝って抜群。早朝のブレックファーストはテラスで利用したい。
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EAT
<トラットリア プリモ 本店>
六本辻  イタリアン レストラン

ハイシーズンの軽井沢でランチ、ディナーを取るのはなかなか難しい。こちらは予約は出来ない為、オープン時間より少し早めに来店すれば、軽井沢らしい食事が可能。駐車場も完備されているので4人以上でシェアするのがおすすめだ。
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MUST DRINK
<ラフィーネ>
軽井沢  カフェ

軽井沢時間、このカフェのテラスで誰かと語り合う。美味しいコーヒーとバナナケーキ。運が良ければリスも顔も見せる。意外だが日本ではリスは可愛い動物として人気がある。1970年代後半から日本の喫茶店デザインをリードした松樹新平氏のデザインも見所。

STAY
<万平ホテル まんぺい>
旧軽井沢  ホテル 宿泊

旧軽井沢の森の中に佇む名門ホテル。開業120年以上、1936年に完成した本館アルプス館に宿泊することは軽井沢の歴史を知ることにもなる。ジョン・レノンが家族で毎夏過ごした万平ホテルとカフェテラスのミルクティー、一度はここに宿泊したい。
mampei

STAY
<鹿島の森ホテル かしまのもり>
軽井沢  ホテル 宿泊

軽井沢の別荘地の最も美しいエリア。美しい軽井沢を散策するのに最高の立地。雲場池の水源となる「御前水」が敷地内にあり、秋には美しい落葉松でこの一帯が黄金色に染まる。ホテルのスタッフの方々のホスピタリティは抜群で落ち着いた軽井沢の滞在に最適だ。2021年7月にリニューアルし、更に魅力を増している。
kajimanomori