ARASHIYAMA SAGANO Kyoto 嵐山 嵯峨野

The Welcome Rain

TRAVEL GUIDE
Arashiyama Sagano  Kyoto Japan
嵐山 嵯峨野 京都 日本

待ち望んだ京都への旅行、楽しみにしていたその日の天気予報は雨。もしかしたら海外からのゲストはガッカリするかも知れない。しかしそれは、ある場所にとっては、待ち望んだ雨。特に夏、雨の嵐山、雨の嵯峨野、全ての雨を吸収して生き生きとする「苔」に出会う場所。普段はどれだけ水を与えても、直ぐに乾き手入れをする人を泣かせる緑の絨毯。降り続く天の恵みを受けた苔は何倍にも膨らみ、目の覚めるような美しさを見せる。そして、あの有名な竹林も雨中では静寂を伴い、更に神秘を纏う。「The Welcome Rain」雨が降るほどに美しくなる京都に出会う旅。

SEE   EAT   STAY

MUST SEE
<西芳寺(苔寺)さいほうじ>
松尾  京都  寺院

京都をよく知る海外のゲストから、「苔寺」の名前で知られる西芳寺の拝観は念願であると聞く。長い間、遠い存在となっていたのは拝観の申込方法が複雑であったこと。しかし、2021年度よりWEBでの申込が可能となり、ついに身近な存在となった。待ちに待ったその日、静かに門をくぐり、本殿で背筋を伸ばして読経と写経を行う。ここは単にカメラを持って風景を撮影するだけの場所ではない。貴重な仏教体験の後、降り続く雨を中、庭園へと歩く。足元には水分を含んだ美しい苔。鮮やかな緑の世界は忘れられない思い出となる。
西芳寺

SEE
<常寂光寺じょうじゃっこうじ>
京都  嵯峨  寺院

京都屈指の紅葉の名所。本堂まで上がり、仁王門を見下ろすと階段に覆いかぶさる木々。まるでトンネルのように見える風景は嵐山観光のハイライト。秋の紅葉だけでなく、春の青もみじでも有名だ。勿論、雨の日には足元の苔も美しい。
常寂光寺

SEE
<二尊院にそんいん>
京都  嵯峨  寺院

小倉山の麓、堂々とした総門の先には紅葉の名所として知られる広い参道「紅葉の馬場」。雨の日には美しい青もみじを眺めながら、ゆっくりと進む。勅使門の先には伸びやかな本堂、そこに二尊の由来となる阿弥陀如来と釈迦如来が安置されている。
二尊院

MUST SEE
<祇王寺ぎおうじ>
京都  嵯峨  寺院

奥嵯峨の竹林の中に佇む慎ましい草庵。京都でいくつもの名刹を訪れたその目に映る、小さな尼寺の美しさ。緑の苔庭に聞こえる雨音が楓と苔のコントラストを美しく演出する。そして、足元で目にする酸漿(ほおずき)のオレンジが鮮やかだ。
祇王寺

SEE
<あだし野念仏寺ねんぶつじ>
京都  嵯峨  寺院

かつてこの化野にあった風葬の習慣。やがて土葬に変わるも浄土宗の極楽浄土への願いとともに立てられた数多くの石仏。化野一帯に眠っていた8000体もの無縁仏を1900年代に掘り出しこの場所に整理し祀った。春の桜、秋の紅葉は勿論、雨中も静かな美しさがある。
念仏寺

SHOP
<嵯峨豆腐 森嘉もりか>
京都  嵯峨  テイクアウト

嵯峨豆腐、飛龍頭(ひろうす)、そして夏のからし豆腐の有名店。この界隈の食事処の多くがこちらの豆腐を使用している。からし豆腐は半分に切って、辛子を取り出して、辛子と醤油を合わせて、辛子醤油を作る。そこに豆腐をつけるのが正しい食べ方。
森嘉

EAT
<平野屋ひらのや>
奥嵯峨  京都  日本料理  茶屋

春から夏の終わりに嵯峨野を歩く時、そのお目当ては点在する古刹だけではない。奥嵯峨野から、愛宕神社に向かう”あたご道”の平野屋も目的地。美しい鮎のお刺身から、志んこまで。勿論、茶屋としてお茶と甘味で一服もできる。
平野屋

STAY
<嵐山邸宅MAMA>
嵐山  宿泊  旅館

2020年にオープンした嵐山観光の新しい拠点。上品な日本家屋は阪急電鉄の保養所のリノベーションでもある。エントランスを入るとレストラン儘、光を取り込んだ明るいデザイン。宿泊客の朝食はこの気持ちの良い空間となる。ゲストルームは必要にして十分、そしてスタッフ方々の対応も素晴らしい。
MAMA