NICE & EZE ニース & エズ

The First Time

TRAVEL GUIDE
Nice & Eze  Cote d’Azur French Riviera  France
ニース 旅行 & エズ 旅行 南仏 コートダジュール フランス

思い出に残る観光地。この地を訪れた多くの人がコートダジュールをあげる。その玄関口で観光の拠点ニース。もし、パリやロンドンといった重い空の大都市から訪れたなら、到着と同時に感じる、気持ちの良い空気と開放感、そして空と海の美しさに圧倒される。このリビエラには海岸線から山間部に至るまで多くのスポットが点在する、全てに足を運ぼうとすれば1ヶ月は必要だ。「The First Time」初めての南仏、それが数日しかないとしたら先ずはニースの街を歩き、鷲ノ巣村で名高いエズに向かい、多くの人を惹きつけた魅力に触れたい。世界広しと言えども、これほどまでに多くの芸術家が終焉の地に選んだ場所はない。旅の終わりはその理由を知ることになる。

SEE   STAY   EAT   BUY

MUST SEE
<Eze Village エズ>
南仏 エズ 観光

ニースを訪れる全ての観光客が足を向ける鷲ノ巣村。この地方に100箇所はあると言われる中世の城壁都市で最も観光化され、最も美しく、最もアクセスが良い。ニースからバスの右座席に座り30分。想像以上に急峻な山の上に見えてくる城壁都市、エズ。村の大部分を占めるシェーブルドールとシャトーエザがオープンする頃には、山頂の植物園も含めて行列が出来る程の人気だ。勿論この2つのレストランはどちらも素晴らしいので、是非予約したい。しかし、あなたがエズ村の本当の魅力を感じたければ、観光客の疎らな早朝。この村のレストランがオープンする前、10時前には到着したい。そこは静かな迷宮のよう。中世の時代、人目を避けてこの地に住んだ人々の様子を目に浮かべながら、頂上へと静かに向かう。細く入り組んだ路地、進む道に不安を覚えながら、振り返っても誰もいない道を歩いて行く。そして植物園の中に入り、遂に目にする頂上からの景色。目の前に広がる地中海と美しいリビエラの入江。それは一生の思い出となる素晴らしいもの。
provenceweb.fr
chevredor.com
chateaueza.com

MUST BUY
<Fragonard フラゴナール>
南仏 エズ ショップ 

南仏グラースに本拠地を構える老舗香水ブランドで、エズ城壁都市の直下に工場を構える。エズ村の入り口にもショップがあるが、300mほど離れた工場兼ショップに足を運びたい。香水、練り香水、石鹸、室内用香水などバラエティに溢れる商品を取り揃え、南仏らしい素晴らしいデザインのパッケージとともに人気だ。南仏の太陽と花の香り溢れるフレグランスは特にオススメで、帰国後に使用する度に南仏の思い出が蘇る。
fragonard.com

MUST SEE
<Musee Matisse マティス 美術館>
南仏 ニース 美術館 観光

コートダジュールを思う時、多くの人は青い色をイメージする、この地に展示されているマティスの作品にも青がふんだんに使われている。このエリアを訪れる目的、それはこの地を創作の場として選んだ多くのアーティストの作品を巡る旅でもある。その中で一番最初に足を向けたいのがこの美術館。マティスの作品の多く目にして来た人であれば、ここで目にする作品はアーティストにとって創作地が作品に及ぼす影響を改めて感じることになる。写真は掲載しないので是非、その目で確かめてほしい。
musee-matisse-nice.org

MUST SEE
<Musee National Message Biblique Marc Chagall ジャガール美術館>
南仏 ニース 美術館 観光

マティス美術館から少し市街に近い場所にある。ニースとヴァンスで創作に没頭したシャガールが晩年に設計段階から携わった美術館。マティスの作風との対比、シャガールがこの地で創作した作品に潜む彼の個性。ステンドグラスに描かれた天地創造、そして各部屋毎に展示された連作は足を踏み入れれば作風や色だけではなく、空気も一変するようなスケール。是非、現地で解説を聞き、作品に込められたストーリーも理解したい。
en.musees-nationaux-alpesmaritimes.fr

STAY
<Le Dortoir ル ドルトワール>
南仏 ニース ホテル B&B 宿泊

南仏観光の起点のニースには数え切れないほどのホテルがある。勿論、星付きホテルや大手チェーンの魅力は改めて説明するまでもない。もし、この街の別の魅力を知りたければ、古い邸宅を改装したこのB&Bを選びたい。私邸としても利用されている古い館はエレベーターもない。しかし、一歩室内に入るとゴージャスな内装と窓からの景色はこの街の住人になったかのようだ。朝食には至近のカフェのブレックファーストから街歩きスタートしたい。
ledortoir.net

BUY
<Nicolas Alziari アルジアリ>
南仏 ニース ショップ

この地には素晴らしい観光地だけでなく、受け継がれてきた特産物の名店も多い。その中で一つを選ぶとしたらオリーブオイル。それはびっくりするほどフレッシュ!どんな料理にもオリーブオイルを使いたくなってしまう、きっと和食にもぴったりだ。ここは手作りに拘る老舗中の老舗、パッケージのデザインも南仏の魅力に溢れている。小さいボトルがあるので手土産にも最適。
14 rue Saint Francois de Paule 06300 Nice
nicolas-alziari.com

BUY
<A L’Olivier オリビエ>
南仏 ニース ショップ

こちらもアルジアリと並ぶ、有名店。南仏だけでなくイタリア産のオリーブオイル、バルサミコ等も豊富に揃える。お洒落な店内に美しいオリーブオイル、見た目にも素晴らしい。モダンなパッケージ、洗練されたプレゼンテーション、こちらも手土産にぴったり。できれば、アルジアリと両方を購入して楽しみたい。
7 rue Saint Francois de Paule 06300 Nice
alolivier.com

BUY
<Le Palais d’Osier レ パレ ドジエ>
南仏 ニース ショップ

リビエラのビーチを闊歩するのにピッタリの歴史あるカゴバッグ製造小売店。バラエティあふれるバッグは一つつづ手作りされ、同じものは二つとなく、選ぶのがとても楽しい。是非、旅の初日に訪れて、街歩きやビーチで利用するバッグを選びたい。初めはバリッとしているが、使い込むほどに馴染んでくる。
facebook

EAT
<Le Bistro Gourmand ル ビストロ グルマン>
南仏 ニース レストラン

この地方はイタリア料理の影響が強いが、ニースでモダンなフレンチを食べるならココと評判のお店。魚介類や野菜の料理が素晴らしいだけでなく、肉料理も評判で、数人で訪れる際はオススメの肉料理を聞いて、是非注文してほしい。ニースのゆっくりとした時間の中で、風味豊かな魚介のスープからスタートして、その日に巡った街の話に花を咲かせたい。
lebistrogourmand.fr

EAT
<La Fougasserie ラ フーガセリエ>
南仏 ニース ブーランジェリー


ニース旧市街のあるブーランジェリー。一日中、焼きたてのパンを求めて地元の人が足を運ぶ。焼きたてのパンは勿論、素朴はサンドウィッチも本当に美味しい。温かく美味しいパンを一口食べれば、ニースの日常も味わえる。
lafougasserie.com